東ッタゆらぎ

先日あったことを記します

『AVから学ぶ』第5話 再生2

今現在、二時間目の半時ほどの時間であるが屋上にいる。
その所以はもちろん名前もしらないあの彼女とコンタクトをとるためだ。
せっかく屋上で一人になって考えてみるものの、なかなかグッとくるアイデアが思いつかない。


その原因も直哉が今まで自分の意志で行動したことが少ないためだ。きっとこのまま考えていてもいい案は思いつきそうになかったため直哉は通学バックの中から何かを取り出した。


AVとPC。


直哉は不慣れな手つきでpcのドライブにAVを挿入した。
『ナンパして強姦』というタイトルであった。
そのタイトルからは未知の可能性を秘めているような気がして、さらには今日の真夜中に見たアダルトビデオのように何かが詰まっているようなきがした。
その何かとはきっとAVを視聴する各々の視点によって変わってきて、直哉の場合「夢や希望」であった。
またさらにはAVのタイトルでよく使われている「姦」という字だ。
意味としては自分の都合をはかって不正をする、道をそむいて男女が通ずる、というなんともいえないエロさをかもちだす意味ではあるけれど直哉自身はこうも考えた。
―――女が三人いるから、4Pか? いいや、これだけじゃない女性三人によるレズプレイかもしれない・・・・・。
そう「姦」には多様性に優れている。
直哉はこういうことを考えるだけでも勃起してしまう童貞なのだ。
とても硬い……。


だがAVを再生せずに昇天してしまうのは、惜しいと思い立ち上がったペニスを落ち着かせる。
そしてようやく『ナンパして強姦』を再生した。


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素晴らしかった。
何と言っても、このビデオでピックアップする点はナンパからのベッドインまでのAV男優の足の運びであった。
早すぎるのだ。
「強姦」とタイトルにある通りナンパしてから無理やりホテルに直行するのであるのだが女の子が嫌がっている様子があまり感じれなかったのだ。
それは単にAV女優の演技云々の話ではなくてAV女優をその気にさせてしまうAV男優の技巧であると思った。
なんせAV男優に無駄な動きがなかった。
ナンパする対象の女の子を彼女みたく扱って常にムードが冷めないように話をかける。
ナチュラルにナンパをして、恥ずかしい台詞でさえ簡単に言ってのける勇気がある。そう勇気と積極性を持ち合わせているのだ。
俺はこういったところに感動した。
ビデオ自体の評価は低いのかもしれないが、AVに登場したAV男優たちの個々の能力の高さが伺い知れた。

 


ともあれ、このビデオを参考にして直哉は彼女へのコンタクトをとることに結論づけた。
ナチュラルなナンパとアグレッシブな台詞か―――。

 


三時限のチャイムが鳴り終わり直哉は屋上から降りて四時間目の授業に参加した。

 

 

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今回はすげぇ早く終わりました。

誤字脱字あると思います。

次回はテスト終了後かしら。