ゆらぐゆらぎ

愛とはなんだ、開放とはなにか?

受験体験記 【前期日程】

 

・ 受験体験記と題して、モノを書こうとする輩はまず第一に受験の合格発表の前でも、必ず不合格なのである。すなわち俺。

 これは当日失敗し、遣る瀬無い気持ちをどうしても何処かへやりたいと言う吐露の心情というものであり、かつ受験会場や受験生や志望校の批判を実に如実に、貶し、酷評したいという欲望から生まれた。

 

 

 

 

【前期日程】

「なんたる失策か!」

某地方国立が今年も定員割れしていることを予想し、志願した結果、過去何年も見ないほどの都心部レベルの倍率となった。

 

悲劇はさておき、

試験会場は名古屋でありましたので、

新幹線で1時間と当日に行ける距離で満足しました。そのときの私は前期で受からなければ後期に彼の地まで行くはめになってしまう(現にそうなっている)

と、行きしな緊張を胸に侍らせ、私は愛知大学につき受験した。

 

そこで受験中、これまでにないほどの集中に出会ったのである。そして試験が終わったあと、とてつもない快感を受けた。

そのときの初めて、『オナニーは日本の敵だ』

という意味を悟ったのである。

 

終わった後の感想としてはまあまあといったところで、まあ去年ならば受かっていたであろう出来であった。

 

ここまでの自分は試験に満足をし、ややスキップ気味で新幹線向かっていたのだ。

 

しかし事件が起きた。

 

  新幹線のホームでチャイニーズに話しかけられたのだ!

 

うろ覚えな英語で。

手を巧みに使いながら、一番ホームと二番ホームを指でメトロノームのように順番にさし、声を張りながら

「あっち?こっち?ディサイド!?」

私は急に受験に失敗するのではないかと不安に煽られた。

「わ、わっと、違います。プリイズ、ルックユアチケット」

とかろうじていい。チャイニーズの券を見ると謎が解け。どうやら一番ホームと二番ホームの新幹線はどちらも博多方面に行くが、どちらにの新幹線に乗ればいいか決め兼ねていたそうだ。

私はおもむろに手を電光掲示板にさして、

「ザのぞみナンバァーイズライティング、チケットに」と説明し、

チャイニーズは理解してんのかわからないが

「イェー、イェー、イェー」と応答する。

結局、理解してもらえなかったので、

I  don’t know. と伝えた。

 

このチャイニーズとの会話で私の心は大きく乱されたのである。

落ちそうだなとふと思った。

結果落ちたのだ。ティアドロップス

そうすなわち、このチャイニーズとの会話によって、前期のテストが落ちたことを確信付けたように世界は決定したのである。

 

前期日程では倍率変動やチャイニーズと遭遇など、それから忘れるくらい小さな事に私の心は揺さぶられ、浮いたり沈んだりを繰り返し、やっと自分が感情の起伏が大きい人間だと気付く。

 

 特に面白いこともなく前期は落ちた。これからは後期が待ち受けている。

 

・まとめ

皆さんにはどんな状況に陥っても、振り回されず、心にしがみ付くことが重要だと思います。受験は団体戦ではないということも踏まえて、最後はよく分からない詩から皆さんにこの言葉を贈る。

 

おれはひとりの修羅なのだ

                ー宮沢賢治春と修羅』より